俺と「萊萊餃子オフ会そのに」

(注意:毎度のことですが、オフ会自体は開催されてますが、記事の内容は120%フィクションです。実際は和やかに進行してる飲み会なので、下記の内容はほぼ私の妄想なんですってば!)


十一月のとある平日、餃子をたしなみながら映画の話”など”を楽しもうじゃありませんかという趣旨で企画されたオフ会(萊萊餃子オフ会そのに)が開催されたので参加してきました。
前回まで参加したオフ会は休日だったのですが今回は平日開催ということで、会社の犬の私は会社で色々会った後、すっかり生気が抜けた状態で集合場所に向かっていったのでございます。参加者の方々からも、「生気が抜けてるけど大丈夫?」等などの温かい言葉をかけていただき、「仕事帰りで疲れているし、今日は静かに中華料理を堪能しながらさわやかにゾンビ映画以外を語る人で居よう」と心に強く誓ったのであります。


(仕事帰りのサラリーマンなんて、大なり小なりみんなこんな顔だよ!)



今回は2名遅れた方もいましたが総勢11名の参加でございました。初参加の方も2名ほどいらっしゃいましたが、そこはやっぱり映画好きの方々が集まるオフ会、先日公開された「ミッション・8ミニッツ」の話題なんかであっという間に10年来の友人のように打ち解け、餃子に舌鼓を打ちながら盛り上がっていく映画トークでございました。やっぱり中華料理には我々には計り知れない不思議な魅力があるわけで、中華料理食って映画の話したらもう朋友ですよ。このメンバーでいつマフィアのボスの暗殺に行ってもおかしくない、そんな関係になったりならなかったり…。


(中華料理を堪能する参加者一同)



ただ、11名がひとつのテーブルを囲むとはいえ端と端では会話もおぼつかないわけで、自然と二つのグループに流れになっていくのでありました。そうなると賢明な皆さんもう予想が付くと思いますが、鉄の結束を誇る我らがゾンビオフ会チーム(新メンバー田中 of the Living Dead さんも加入)とそれ以外の普通の映画トークで盛り上がる面々という、よく見た光景になっていったのであります…。


(ゾンビ達の結束が固いのは自然の摂理!映画界の大原則!)



しかし、冒頭でも決意を述べたように今回はあくまでも「さわやかなゾンビ映画以外の話題に徹しよう」と心に誓った私。ゾンビオフ会チームとは遠く離れた位置で、「猿の惑星〜創世記」はかなりいい作品ですよねーとか、「1911」ってどうなの?とか、「密告・者」マイナーな作品だけどいい作品なのでみんな見よう!等々の最近の映画の話題で盛り上がったり、2011年の映画をまとめる時期だけどどうなの?という流れで、『スーパー8』はアリなのナシなの?とか、『X-MEN〜ファーストジェネレーション』は凄い良かったよねーとか、やっぱり今年は『ドニー・イェン』の年でしょうとか、ゾンビの”ゾ”の字も出てこない映画トークで盛り上がっていた訳です。
時折ゾンビ映画チームから「デフレパードのプロデューサーって誰だっけ?」(ロバート・ジョン・”マット”・ランジ)とか、「アニメタルUSAでルディ・サーゾが来日してたけど今彼何やってんの?」(ブルー・オイスター・カルトに在籍中)とかの流れ弾が飛んできたりしましたが、華麗にそれをかわしつつ、一人「グイ・ルンメイもかわいいし、ニック・チョンもチンチクリンから渋い大人の男になったし、みんな『密告者』見ようぜ!」と『密告者』推しを続けるのでありました。


(私は断然、『密告者』推し!)



そんな、さわやか?な映画トークを繰り広げてる私にもいつもどおり奴らの間の手が迫ってくるわけですよ!今回、ちょこっと遅れて参加してしまったがためにゾンビ映画クラスタの中に一人放り込まるという、ある種(でもない)罰ゲーム的な状況に陥ってしまっただらくさん(ゾンビ映画クラスタはだらくさんにごめんなさいしないといけないよね)。さすがにこの状況が続くと、だらくさんの今後の人生に差支えが出てしまうということで、私とのトレードが勝手に成立。遂に収まる所に収まってしまいました。


(ちょっと遅れたがために、ゾンビ映画とメタルの話が飛び交うトンデモナイ場所に一人取り残された青年)



以降の部分はさわやかな内容じゃなかったのでちょっと記憶に残ってないんですが、おぼろげな記憶を手繰り寄せると、

 ・ウォーキング・デッド日本語版のソフトを早く発売してくれ!
 ・シアターN渋谷は大阪に引っ越してくるべき!
 ・ルシオ・フルチって結局自分の撮りたい場面が先に来るから、ストーリーとか気にしちゃだめだよねー。
 ・結局の所ゾンビ映画の8割は普通の人が見るに耐えかねるレベルだよ!
 ・それでもたまに『デッド・フライト』みたいな佳作があるから侮れないよね。
 ・マトリックスってメタルで例えればガンズ・アンド・ローゼス見たいな映画だよ!
 ・レナード・スキナードと38スペシャルってどっちが売れたの?
 ・ドッケンに負ける程度だから、フレディがジェイソンに勝てるはずが無い。
 ・サム・ライミは早く死霊のはらわた4を製作してください、お願いします。
 ・イギリスのイメージは廃墟かゾンビが徘徊してる2択しかないよね。
 ・これだけ世界各国をゾンビが徘徊してるんだから梅田の地下街やスカイビルを舞台にしたゾンビ映画が撮られるべき。というか大阪もゾンビで汚染されろ!
 ・フェイスさんはさわやかな話題になると禁断症状が起きて、最終的に死ぬ!


こんな感じの全く収拾ついていない(いや当人達の間ではきちんと関連性があるんですよ、多分…)話題で盛り上がっていました。誰なんでしょうね、こんな話題を嬉々として喋ってた奴は!(すいません私です。)
ただ、ひとつ補足させていただくとですね、38スペシャルの名曲「Caught up in You」は名作「ローラーガールズダイアリー」の挿入歌として使われているので、ぎりぎりさわやか系の映画の話題だということで一つ宜しくお願いします。


全くさわやかではない、オリジナル版のPV


それが映画の映像と合わせるとこんなにさわやかに



そして、今回のゾンビ映画トークの中で最大の盛り上がりを見せたのが、りょんりょんさんが長年構想を温めていた”演歌・オブ・ザ・デッド”、その内容が遂に明らかにされたことでしょう。ちょっと、これはゾンビ映画史を塗り替える作品になるかもしれない気がしないでもないようなレベルの作品なので、事細かに内容を話してウーヴェ・ボルあたりに映画化されると大問題になります。なので、キーワードをいくつか並べて見ると、

・女子高生 ・藤山直美 ・演歌歌手 ・ドサまわり ・暗殺者(ヒットマン) ・マグロ包丁 ・スカイビル

これらが重要なファクターとなっています。
ただいま更に構想を練り直しているということで、気になる人は是非当人にご確認ください!


(多分、皆さんの予想通りの使われ方がされるはずのマグロ包丁)




ゾンビ映画とメタル的な話題で盛り上がる集団を横目に、まともに映画の話題でもりあがっていたはずの関西映画界のカリスマ率いる映画クラスタ。でもちょっと漏れ聞こえる話の内容からすると、不穏な雰囲気が漂っていましたね。


ふもっふさん「だらく君とnaotomoさんは今日はウーロン茶やけどどういうこと?お酒飲めないの?」
二人「いや、飲めないわけじゃないですが今日はちょっと…」
ふもっふさん「おどりゃー、わしと盃交わせんいうんかー!!」
カリスマ「いや、リノ君も今日も飲んでないですよ」
ふもっふさん「彼はいいんだよ(ドーン)!!」
私「(ドウイウコト…)」
ふもっふさん「君らの事身内や思ってたのに…、盃交わせないなんて。ウッ・・」(紹興酒を煽りながら…)


いやぁ、向こうは向こうで仁義を通すだの通さないないだので大変ですねぇ。あっ、今回ふもっふさんと同程度のペースで紹興酒を飲み交わしてたつかさすすむさんは、ふもっふさんと義兄弟ということで次回以降も対応をお願いします。



そんなこんなで色々ありながらも、3時間近く中華料理と映画の話などで盛り上がった楽しい回でありました。主催者のりょんりょんさんを始めとした参加者の皆さん(ふもっふさん、ルシフ様、つかさすすむさん、ayaさん、ひずるさん、だらくさん、田中 of the Living Deadさん、フェイスさん、naotomoさん)には深く感謝の意を申し上げたいと思います。



よし、じゃあ明日も仕事あるし地下鉄乗って帰るか…。えっ、カリスマ、ふもっふさん、りょんりょんさん何なんですか、そのまだ帰さないぞって言うフォーメーションは…。


(二次会に拉致されていく私の図)