俺と『リアル・スティール』(字幕版)鑑賞オフ会+ゾンビ映画クラスタプチ忘年会

12月のとある土曜日、”今月の話題作であるヒュー・ジャックマン出演の『リアルスティール』を鑑賞後に、みんなで死肉を焼き食らいながらゾンビ映画とそれ以外の映画についてワイワイガヤガヤ語りましょう”という趣旨のオフ会が開かれましたので参加してきました。(要はいつもの関西映画クラスタオフです。)

残念ながら私的な事情があり、1次会の「リアルスティール鑑賞会」と、1.5次会の「リアルスティールの感想を語らいながら、茶店で茶でもしばこうぜ!会」には参加できなかったため、また、今に至ってもリアルスティールを鑑賞できていないため、ここの部分に関してはリアルに妄想でレポートをお届けします。


いやぁー。リアルスティール良かったですね。特に、ラストの相手側のロボットが暴走→合体してこちら側に襲いかかってきた瞬間に、まさかヒュー・ジャックマンがリングに乱入するとは…。あれこそロボットと人間に友情が生まれた瞬間でしたね。そしてアトムと少年を守るために、禁じられていたアダマンチウムの爪を使って相手側のロボットを引き裂いた瞬間、あの瞬間は今年のベストといってもいいほどのいい場面ではないでしょうか。当然ながら劇場が大歓声に包まれ、物凄い一体感を味わうことが出来ました。いやぁー、いい映画見たなぁ…。そして、自身の正体がミュータントだと少年に知られてしまったヒュー・ジャックマンが静かに会場を去っていくあのラスト。恥ずかしながら劇場内で男泣きしてしまいました…。

当然、1.5次会でも話題はヒュー・ジャックマンの爪に話題が集中しまして、「やっぱりアイツは爪が伸びてなんぼの男だよ」とか「むしろ爪こそがヒュー・ジャックマンの本体でしょ」とか、「敵方がロボットじゃなくて吸血鬼だったら更に良かったのに!」とかそんな話題で喫茶店全体が包まれてましたね!


(『リアルスティール』でも敵のロボットを爪で引き裂くヒュー・ジャックマン


(ここからリアルに参加しましたが、書いてる内容は相変わらず事実に基づくフィクションですよ、フィクションだよね、フィクションだといいなぁ…)



ゾンビ映画オフ会といえば肉だろということで今回も焼肉食べ放題の店でわいわいがやがや騒ぎましたが、暮れも押し迫った土曜日ということもあって店内は大変混雑しており、なかなか肉がこない…そんな状況になりました。特に、「今日は腹いっぱい肉を食べるぞ」と、わざわざ数日前から節制してこの日を楽しみにしていた関西映画界の”カリスマ”ことルシフ様が、ひもじい思いをすることになったりするそんな悲劇が起きたりしました。


(お通しで何とかひもじさをしのぐ関西映画界のカリスマ)


さて、今回のオフ会では事前に一部界隈で「チーム・オブ・ザ・デッド」と「ラブ・ロマンス・チーム」の2チームに分かれて血で血を洗う争いが行われるのではないのか…、という風説の類が流布していましたが、そこは何よりも結束を重んじる関西映画クラスタの皆々様。二派閥に分かれていたというのは全くの事実無根であるということをここに高らかに宣言しておきたいと思います。正確には三派閥ですよ!
神の悪戯か悪魔の罠かは分かりませんが、何らかの意図があったとしか思えない席の配置が行われ、綺麗に三つの派閥に分かれるという展開でスタートした当オフ会。ラブ・ロマンスチームではヨシノさん、のぼんばさん、まゆまゆさん、mojomojosanさん、殺風景さんの面々がラブ・&ロマンスに溢れた映画談義を繰り広げ(てたはず…)、チーム・オブ・ザ・デッドの面々(りょんりょんさん、フェイスさん、カリスマルシフ様、Hizuruさん)は「オジー降臨公開間近の今、オリメンでブラックサバス再結成(2回目)するらしいけどビル・ワードの体調は大丈夫なのか」とか「ラン・オブ・ザ・デッドって原題”Devil's Playground”なんですよね」と言った、いつもどおりのゾンビ映画&メタルトークを繰り広げていました。
そして残った面々の所属する派閥こそ、今回の台風の目といってもいい”チーム・ふもっふ”(ふもっふさん、つかさすすむさん、だらくさん、Kさん)ですよ。因みに私は当初チーム・オブ・ザ・デッドに所属していたはずですが、徐々にチーム・ふもっふ側に引き寄せられていくという災難(?)に…。なお、チームふもっふで繰り広げられてた話といいますと、「高島礼子の顔面を殴ったような奴が…」とか「後輩と一緒に新大阪駅に貼ってあった○○を片っ端から引っ剥がして電話して…」とか、ちょっとここでは話せないような内容が満載でございましたよ。


(関西のハングオーバーが率いるチームなだけにR-18な話題がメインだったり、そうじゃなかったり…)


そんな宴も盛り上がってきた最中に今回のメインイベントの一つである「Kさん所蔵のパンフ」をプレゼントしていただけるというマニア垂涎の企画が開催され、私はなんと「死霊のはらわた」「死霊のえじき」のホラー映画の金字塔のパンフをゲットすることが出来ました。Kさんにはこの場を借りて深く御礼を申しあげます。


(Kさんの方には足を向けて寝られんな!と思ってます)



そして場が盛り上がっていけばいくほど、とある人物の酒量が進んで行くわけです。

Fさん(仮名)「だらく君は今日もサワーなんて飲んでるけど、そんなに俺との酒が飲みたくないのか!」
だらくさん「いや、そんなにお酒は得意じゃないんですよ…。」
Fさん(仮名)「君、ツイッターでは酔っ払って言っておきながら、俺との酒は飲めないのか…。おっちゃんは悲しいよ…。うっ…」
私(なんだ…)

Fさん(仮名)「だらく君やRino君は若いんだから、ガンガン行ってさっさと彼女を作りなさい!」
私(この既視感のある…)

Fさん(仮名)「そっちの方(ラブ・ロマンス・チーム)の話が全然聞こえんぞ!モット声張らんかい!」
私(光景は…)


まるで『ミッション8ミニッツ』のように何度も同じような光景が繰り返される関西映画クラスタオフ会。まさか私は知らない間にテロを阻止するためにこの仮想現実に送り込まれたのか…、と勘ぐってしまう程です…。多分、Fさん(仮名)を満足させればミッションはクリアできると思いますので、Fさん(仮名)の相手をしていただける方を募集します!


(ここまでが1つのミッションです!)


そんなこんなで、2次会も無事(?)終了したわけですが、2次会だけでは終らないのはもうお約束。近くの大衆居酒屋に雪崩れ込んでの3次会となりました。3次会ではラブ・ロマンス・チームの影も形も無くなり、圧倒的な猛威を振るっていくチーム・ふもっふとわが道を行くチーム・オブ・ザ・デッド。水と油(?)の両者が一つのテーブルを囲み、一方でゾンビ映画話がもう一方では大人のお話が繰り広げられる混沌というに相応しい状況になったのであります。

ここで、それまで鉄の結束を誇っていたチーム・オブ・ザ・デッド内でも遂に崩壊の兆しが現れてしまうという悲劇が起きました。「ゾンビ映画初心者が見るべきゾンビ映画」と題してチーム・オブ・ザ・デッドのメンバーが「あの作品が抜けてるんじゃ」とか「フルチは初心者に見せちゃダメでしょう」とか「ブレインデッドってそもそも誰がソフト持ってるんだよ!」と言った喧々諤々の議論を繰り広げたのですが、この時は各々の見解を尊重しつつもなんとか初心者に勧めるべきゾンビ映画のリスト(フェイスさん作)が完成したのです。
しかし、その直後、私とHizuruさんの「ゾンビ映画以外にもラブロマンス映画も見るよ!」の一言にチーム・オブ・ザ・デッドの首領であるりょんりょんさんが切れたのであります。「ラブだのロマンスだのそんな生ぬるい事を言うような輩はメンバーには必要ない!死んだらゾンビになる以上、ラブもロマンスも必要ないんだよ!」と見解の相違が発覚。永遠の結束を誇ると誰もが信じたチーム・オブ・ザ・デッドもメンバーの映画観の違いから一部のメンバーが脱退してしまう事態となったのです。
さらば、チーム・オブ・ザ・デッド。ありがとうチーム・オブ・ザ・デッド!


(走るゾンビの是否でもめた訳ではありません!)


そんなチーム・オブ・ザ・デッドの内紛など全く関係ナシに酒量が進んでいくチーム・ふもっふ。酒が進めば進むほどふもっふさんのテンションも上がって行くのは自明の理。ラスト寸前はもうふもっふさんVSその他の面々といった展開になったりならなかったり…。

ふもっふ語録
「もうあんたらのことは”身内”やと思ってるから!」
「○○さんは○○の友達紹介してください!」
「○○君はどう見ても××やん!」
Rino君と私はソウルメイトだから!」


ソウルメイト(ウィキペディアより)
ソウルメイト (soulmate, soul mate) は、魂 (soul) の仲間 (mate) という意味で、互いに深い精神的な繋がりを感じる大切な人物のことである。古くは恋人・夫婦など男女の仲を詩的に表現した言葉であった。
なお、近年はしばしばスピリチュアリズムな分野で語られ、「前世での知り合い」「(超自然的な)運命で結ばれた仲間」「いくつもの転生の中で何度も身近な存在(家族・友人など)として出会っているグループ」という意味も持つ。


(画像に特に意味は無いんですよ!)


そんな衝撃(?)の告白も飛び出し、混沌とした状況の中で3次会もお開きとなりました。
毎回オフレポを書いてて思うのが、果たしてこんなレポートを見て、新規の人が「関西映画クラスタってチョット怖い所じゃない?」と参加を躊躇しないのかという点です。一応断っておきますが、大半の人は静かにお酒を嗜み、またある人は料理を堪能しながら映画の話とかで盛り上がっています。お酒が苦手or飲めないという方に無理やり飲ますとか、そういう状況は一切ありませんのでお酒が苦手という方も是非ご参加ください。(因みに私は酒は全然飲めないです。なのに酒好きの方のソウルメイト…)また、お酒好きの方のご参加もお待ちしております。

みんなが参加して楽しく酒や料理を嗜みながら映画の話で盛り上がれる、そんな明日の関西映画クラスタを作っていくのは貴方なのかもしれない!


(関西映画界のカリスマも3次会ではウーロン茶しか飲んでないよ!)