俺と「2015年の映画」

 年も明け、既に2016年になってしまいましたが、やり残していた2015年の映画について色々まとめてみましょう。

・劇場鑑賞作品数
 新作映画:172本(昨年-43本)
 その他映画:24本(昨年-29本)
  計:196本

・劇場鑑賞回数
 新作映画:174回(昨年‐48回)
 その他映画:24回(昨年-29回)
  計:198回

 ここ数年250本を超えるペースで鑑賞していましたが、今年は鑑賞巣が激減して遂に200本を切る結果となりました。一番大きかったのはここ数年通い続けた未体験ゾーンとかの特集上映に通わなかったことだと思いますが、他にもレイトショーとかに通う回数が減ったりして、以前に比べて無理して映画を見に行くことが無くなったような気がします。
 ただ、鑑賞本数は減りましたが、見逃して後悔する作品はそんなに多くなかったような気もするので、200本を超えても超えなくても全体的な満足度はそこまで大きな変化はないのかもしれませんね。
 と言いつつも、一般的な人から比べれば遥かに多い本数を鑑賞している訳で、今回も好きな映画ベストテン以外のちょっと趣向を変えた色んな部門を発表してみましょう!まずは、映画館部門から、


・一番よく通った映画館

 映画鑑賞回数198回のうち最も映画を見た回数が多い映画館は2年連続で「シネ・リーブル梅田」52回でした。2014年の74回から22回も減っており、未体験ゾーンを卒業した影響が如実に表れていますね。また、2014年は一日5回シネ・リーブル梅田で映画を見るなんてことをしていたのですが、2015年はそういうこともなく、1日3本が最高のハシゴ鑑賞でした。ちなみに2位はMOVIX尼崎の35回、3位はシネマート心斎橋の25回でした。
 シネ・リーブル梅田で見た印象的な作品としては「Mommy」「パレードへようこそ」「君が生きた証」「ゾンビーバー」「フレンチアルプスで起きたこと」「野火」「ナイトクローラー」「ブラック・シー」などがあり、2016年も相変わらずお世話になる劇場だと思いますよ!


 ちなみに最も印象的な思い出は、「ゾンビーバー」の初日初回上映のチケットを購入したら、大雨の影響で電車のダイヤが壊滅的に乱れて結局見に行けず、「こんな映画もう見に行かねえよ!」と悔しさで枕を濡らしたことと、同じ週の金曜日に何故か「ゾンビーバー」のチケットを購入して見に行って、「この映画最高やな!!」と思ったことですね。


ゾンビーバー最高やな!


 さて、続いては今年も映画を見に行ったときに起きた出来事を、針小棒大に話す映画体験部門の発表です。

・俺だけの上映会(2年ぶり2回目)

 2年前に某劇場で「箱入り息子の恋」を鑑賞した時に発生した俺だけの上映会(観客が私だけ)ですが、何と同じ劇場で今年「サヨナラの代わりに」を見たときに同じく俺だけの上映会となっていしまいました。
 予告編が終わり、本編が始まっても周りに誰もいないことに気付いた私はおもむろに…、ということは一切なく普通に鑑賞して普通に帰りましたが、自分の見てる作品に観客が少ないと、「こういう映画上映してくれなくなるのかも…」とちょっと心配になってしまいますね。


 

 お次は2015年に印象に残った役者さんを発表しましょう。


一度見たら忘れられない顔


「誰?このハゲ散らかした頭の人は…」と思われる方も多いかと思いますが、このヴァンサン・マケーニュ映画の中では結構モテるミュージシャン役をやったり、イケてる音楽プロデューサーだったりとその外見からは想像もしない役をやってるんですよ!そんなギャップも印象的なヴァンサン・マケーニュですが、今年は「やさしい人」と「EDEN/エデン」の二本を鑑賞しました。そして大阪では年明けに「メニルモンタン 2つの秋と3つの冬」が公開になるので、こちらも非常に楽しみです。


2015ベスト女優(ババァ)

 今年も印象的な女優さんはいっぱい居ましたが、その中でも群を抜いて印象的だったのが「ヴィジット」のババァことディアナ・デュナガンさんですよ。
 なんせ、夜中にケツ丸出しでタンス?をガリガリする、床下での動きが速すぎる、モチロンゲロも吐くぞという非常にやばいババァなので、映画を見てる最中も普通のシーンなのに何か(主にババァ)が来るんじゃないか?という緊張感に包まれながら映画を見てましたね。


ステイサム・オブ・ザ・イヤー2015

 2015年のステイサム的最大ニュースと言えば、「ワイルド・スピード SKY MISSION」で久々のメジャー級大作映画に悪役として出演したことでしょう。ヴィン・ディーゼルやロック様と対峙して、一歩も引かないステイサムは流石の風格でしたね。また、この作品の冒頭で厳重警備の病院に乗り込んで警備をフボッコにしていくアクションは、ここ数年の彼のアクションの中でもベスト級にカッコよかった出来ではないでしょうか!
 ちなみに、次点は「ワイルドカード」の冒頭で魅せた「ハゲ(ステイサム)が別のハゲを自分がハゲてるくせにハゲだと馬鹿にしたら、そのハゲにボコボコにされてしまう」というシーンでした。という訳で2015年もステイサム充した1年でありました。もちろん2016年もステイサムをよろしくお願いします。


 さて、最後は2015年映画ベストテンの紹介です。



1.「Mommy/マミー」


見てる瞬間から2015年のベストを確信した映画。1:1の正方形の画面が織りなす世界が素晴らしかったな。


2.「海街diary


2015年で最もこの世界に浸りたいと思った映画。この4姉妹で5年後とかに、いやもう毎年映画作って欲しいな。


3.「生きていてすみません!(これが私の人生設計)」


2015年に最も爆笑した映画。イタリア映画祭だけではもったいないとお思ってたら、3月に「これが私の人生設計」のタイトルで公開が決まったのもうれしい!


4.「ピース オブ ケイク」


2015年の映画で一番皆さんに知って欲しかったことは、この映画の多部ちゃんが最高の多部ちゃんで最高だということですね!


5.「パレードへようこそ」


2015年はイギリス映画が好きな作品が多くて、その中でも特にこの作品がとても印象的だったな。


6.「ベテラン」


2015年で一番爽快だった映画。超むかつく悪いやつをぶっ飛ばす勧善懲悪さが最高!


7.「ソロモンの偽証 前篇」


2015年に見た映画の中で一番初めに凄い!と思った映画。後篇でちょっと失速した感はあるけど、それでも前篇の良さは揺るがないと思ったな。


8.「恋人たち」


主要キャストが無名の人たちで、その無骨さがとても印象的だったな。もちろん橋口監督にサイン貰ったのも最高!


9.「君が生きた証」 


音楽って素晴らしいなと感じた1本。サントラを何度も繰り返し聞いたな。


10.「キングスマン


数日前の下半期ベストでは「明日へ」の方が上だったけど、2015年の10本と言われるとこの作品を入れたかったので入れてみました。
中盤の教会のシーンはやっぱり最高!


 とまあ、さっくり考えるとこんな感じの2015年でした。という訳で2016年もぼちぼち映画を見たいと思いますね。