映画感想

俺と「2016年1月の映画 その1」

「2016年はもうちょっときちんと映画の感想書きたいな…」などと思ってましたが、なかなか1本の映画についてまともな感想を書くのは結構難儀なものです。ただ、このままずるずるいったのでは、年末にまた「今年何見たっけな…」と迷うことは間違いなし!という…

俺と「2015年の映画」

年も明け、既に2016年になってしまいましたが、やり残していた2015年の映画について色々まとめてみましょう。 ・劇場鑑賞作品数 新作映画:172本(昨年-43本) その他映画:24本(昨年-29本) 計:196本・劇場鑑賞回数 新作映画:174回(昨年‐48回) その他…

俺と「2015年の映画パンフレット」

映画と同じくこの一年に購入したパンフレットを振り返り始めてはや5年目。今年も年末に帰省してパンフを撮影している私の様子を両親からは怪訝そうに見られていますが、そういった愚痴は置いといて、今年も印象に残ったパンフをさらっと紹介していきましょう…

俺と「2015年下半期の映画」

はい、2015年も残りわずかとなってきましたが、弊社では昨日が仕事納めでした。皆さん仕事は納まりましたか?私は納まってるといいなと思ってるわけですが、まあね、土日明けに一日出勤なんていう日程なんかで、仕事する気がきちんと起きるだろうか、いや起…

俺と「社内報のボツ原稿」

先日、会社で社内報を担当している後輩から、「400字程度でオススメ映画の紹介をお願いします!」という原稿依頼を受けたので、今後の会社での立場もまったく考えない渾身のネタをぶっ込んで倍の800文字もの原稿を書いたのに、印刷された社内報ではその渾身…

俺と「音楽映画ベストテン」

id:washburn1975さんの今年の企画は「音楽映画ベストテン」。これは是が非でも参加せざるを得ない。ということでボンクラメタラーだった私が選ぶ、メタル成分が多い音楽映画ベストテンです。 1. ロック・オブ・エイジズ(2012年 アダム・シャンクマン監督) …

俺と「マイ・インターン」

「マイ・インターン」見てきました。大阪の中心部ある劇場だと平日のレイトショーが満席になるほどの人気作らしいですが、私が普段行っている劇場 ではまあ普通の入りでした。この作品、とてもいいなと思うポイントとちょっと微妙だなと思うポイントがあって…

俺と「海街diary」

「海街diary」をちょっと前に見てきました。この映画は久しぶりに2回劇場に足を運んだ作品で、どちらも見終わった後に「この映画が作る世界に浸っていたいな」と思ったとても好きな作品なのでした。特に2回目は会社の人と見に行って、鑑賞後に「海街最高!」…

俺と「あの日のように抱きしめて」

「あの日のように抱きしめて」を見てきました。この映画、正直ラスト5分を見るまでは「全然私には合わない映画だなー」なんて思ってたのですが、そのラスト5分が衝撃的過ぎて、「ホント、ラストシーンのために全てがあるような映画だな」なんて思う映画だ…

俺と「アリスのままで」

ジュリアン・ムーア主演の「アリスのままで」を見てきました。今年のアカデミー主演女優賞を獲ることになったこの作品。もちろんそのことがよく分かる彼女の熱演がも素晴しいのですが、それと同じぐらいこの作品が扱っている内容が印象的だったので、ちょっ…

俺と「2015年上半期の映画」

さて、今年も半年がすでに経過しようとしてるわけですが、「毎度毎度映画ばっかり見ている代わり映えのない一年でして…」などという、いつも通りの話題を枕にしようと思ったら、意外にも今年は見ている作品の本数が昨年に比べて減っていたという事実。という…

俺と「真夜中のゆりかご」

「真夜中のゆりかご」見てきました。一見すると、地味で暗くて重い映画ですが、徐々にコチラの感情というか価値観が揺さぶられてくる内容の映画でとても面白かったです。 さて、この映画を見ていてシチュエーション的に似ているなーと思った作品に、「ラブス…

俺と「ソロモンの偽証 後篇・裁判」

結構、鑑賞してから期間が経ちましたが「前篇も感想書いたから、後篇も感想書かないとね」という事で、「ソロモンの偽証 後篇・裁判」の感想です。 結論から言うと、前篇ほどの素晴らしさは感じられませんでした。だけども、良かった部分もかなり色々あった…

俺と「おっぱい映画ベストテン」

「諸君!おっぱいは好きか?」ハイ、私は大好きです。もうね、おっぱいが出てるだけでその映画の評価が当社比1割増の評価になるからね。という訳でワッシュさんのおっぱい映画ベストテンに参加したいと思います。 1. 複製された男(メラニー・ロラン) 「グ…

俺と「Mommy/マミー」

グザヴィエ・ドランの最新作「Mommy/マミー」を初日に見てきました。正直なところ彼の前作「トム・アット・ザ・ファーム」は、彼のそれまでの作品に比べると好きといえない―むしろ高まった期待値とは別の方向の作品だったと思うと嫌いな作品かも知れない―作…

俺と「愛のタリオ」「二重生活」「ビッグアイズ」

今年になって何本か主要人物が下衆野郎―いわゆるダメ人間、こちら側に愛すべき部分を感じさせてくれる人間とは違う「あーこうなっちゃいかんよなー」と思うような、全く共感できないそんな類の男―が出てくる映画を見たので、私も将来そういう風な男にならな…

俺と「ソロモンの偽証 前篇・事件」

「ソロモンの偽証 前篇」を見てきました。面白い、ホントに面白い作品で、映画を見てる最中に久し振りに動悸が止まらなくなるような気持ちになる、そんな作品でした。 さて、この作品前篇と銘打ってるだけあって、物語は「ココで終るのか…。今すぐ後篇が見た…

俺と「第10回大阪アジアン映画祭」

はい、今年も大阪アジアン映画祭に行ってきまして映画を10本(ホントは11本チケット買ってたけど都合で見にいけず…)とトークショーを1つ聞いてきました。 毎年上映後のQ&Aとかで監督とかから色々話を聞いて「なるほどなー」などと思ったりするんですが、結…

俺と「2014年の映画」

2015年も早一週間以上経過し、ぼちぼち映画初めを済ませた方も多いであろう今日この頃ですが、未だに夏休みの宿題が終ってない気分になりつつ、やり残していた2014年の映画について色々まとめてみましょう。 ・劇場鑑賞作品数 新作映画:215本(昨年-1本) …

俺と「2014年の映画パンフレット」

映画と同じくこの一年に購入したパンフレットを振り返り始めてはや4年目。今年もいっぱいパンフレットを購入しては置き場所に困るという日々が続いています。そういった愚痴は置いといて、今年も私の印象に残ったパンフをさらっと紹介していきましょう! 今…

俺と2014下半期の映画

今年も残り片手で数えられる位の時期になってきましたね。そろそろみんなこの1年見た映画のランキングなんかを発表したりして、年末感がさらに高まっちゃうわけですが、そんな世間の流行に乗っかっちゃう私も、毎年実家に帰省したこの時期に映画ランキングと…

俺と「紙の月」

吉田大八監督の「紙の月」を見てきました。前作「桐島、部活やめるってよ」はその年のベストに選んでしまうほど大好きな映画だったのですが、第一印象としては「桐島のときほどのガツーンと来る感はないけど、なんだか心に引っかかる部分があるな」という感…

俺と「美女と野獣」

〜あらすじ〜むかしむかし、ヨーロッパのとある国にたいそう美しい娘がおり、裕福な家に父と三人の兄と二人の姉と一緒に暮らしていました。 ある日、父親が家運をかけて送り出した商船が嵐に巻き込まれて難破し、裕福な家はあっという間に大量の借金を抱え、…

俺と「シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸」

知ってる?呼吸ひとつで、人生って変わるんだよ。 ・映画を見る前の話 まあ、とりあえずこの予告編を見てくれ。話はそれからだ。 はい、とても破壊力のある予告編ですよね。さて、この予告編を見た映画館「シネマート心斎橋」は主に韓国映画や香港映画に力が…

俺と「フランシス・ハ」

こないだシネマート心斎橋で見た「フランシス・ハ」が非常に印象的でアレコレ考えちゃう映画だったので、忘れないように感想をちょこっと書いてみますよ。 他人の不幸は蜜の味じゃないけども、なんか頑張ってるけど空回りしてる人が滑稽に見えるときがある。…

俺と「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」

気づけば前回の更新から3ヶ月以上も経過してしまいましたね。その間にも色々映画を見ましたが、「このままぼんやり映画を見るのはダメだ!」(いや別にダメじゃないけどね)と一念発起して、リハビリがてらこないだ見た「アバウト・タイム〜愛おしい時間につ…

俺と「私の男」

モスクワ国際映画祭で最優秀作品賞に輝いた「私の男」を見てきました。熊切和嘉監督の「海炭市叙景」と同じく北海道を舞台にした作品ですが、数年間と北海道に住んでた私にとっては「海炭市叙景」と同じく、北の大地の空気感―ピンと張り詰めた冷たい空気が見…

俺と「2014年上半期の映画」

毎年毎年「今年も結局映画ばっかし見てました…」と書いてる前置きですが、相変わらず今年も映画ばっかり見てるので、今年の上半期に見た映画の中で特にグッと来た映画たちと、あと上半期に映画を見ながらちょっと思った事をダラダラと書いていきましょう! …

俺と「僕たちの家族」

石井裕也監督の「ぼくたちの家族」を見てきました。石井裕也監督の前作「舟を編む」も素晴しかったですが、その前作以上に自分にとっては特別なテーマを扱ってると感じた映画でした。この作品で扱ってるテーマが今の私にとって凄く特別なものに感じたのは、…

俺と「おとなの恋には嘘がある」

「おとなの恋には嘘がある」を見てきましたよ。邦題だけ見るとちょっと敬遠しちゃうかもしれない作品ですが、FOXサーチライトの作品と聞いて俄然見る気が!あと、当日料金が一律1,000円の特別料金という事で早速見てきました。 予告編から受ける感じだと大人…