俺と「ロシアンルーレット」

ロシアンルーレット見たぜ@ココエ尼崎にて。

ジェイソン・ステイサムミッキー・ロークが出演してる、ロシアンルーレットを題材としたサスペンススリラー。
個人的にピンとくるキーワードが散りばめられているにもかかわらず、なんか凄い薄味の映画でした。

確かにロシアンルーレットのシーンは緊張感があってよかったですが、それが3回も続くとものすごいだれてフーンって感じになりますよ…。
特にロシアンルーレットって結局0か100かのゲームなので、心理的駆け引きとかが殆ど存在しないので、
結局のところ出オチ感が否めないなと…。
要は、駆け引きのないカイジ。(かなり薄味)



こんな映画去年も見たことあるなと思い起こせば、「フローズン」もシチュエーション1発勝負の出オチ映画だったなと…。


勿論、キャラクターがいい感じならそれなりに感情移入できるかもしれませんが、
序盤の導入部も非常に凡庸で、彼はこういう背景があるんですよーって上辺だけの情報が流れるだけ…。
俳優陣は濃い面々が揃っているのになんとも勿体無いなぁ…、
デクスターのアイツ(David Zayas)も出てて、今週二回目かよと思ったけど、
キャラクターとしてはスカイラインのほうがぜんぜんいい役だった。

特に、ミッキー・ロークの使い方が勿体無さ過ぎる…。


ジェイソン・ステイサムも大した役柄じゃなかったので、ジェイソン・ステイサム好きの私としてはメカニックに期待。



正直DVDスルーレベルの作品だと思うのに、何でこんなレベルで公開されてるんでしょうかね?