俺と「未体験ゾーンの映画たち〜2013」 その3

エンド・オブ・ザ・ワールド〜SEEKING A FRIEND FOR THE END OF THE WORLD
君に出会えたから世界の終わりも怖くない

地球滅亡の日まであと21日。
スティーヴ・カレルキーラ・ナイトレイ主演、才能溢れるキャスト・スタッフが描く“世界の終わり”。
もうすぐ人類が滅亡すると知らされたら、人は何をしようとするだろうか?
この映画が描くのは、地球滅亡を目前にして、かつて別れた最愛の女性に愛に行こうとする中年男と、彼と行動を共にする隣人女性との奇妙な旅。だが、そこに悲壮感はなく、全編が温かく不思議なユーモアに包まれている。

テアトルシネマグループ

という訳で「エンド・オブ・ザ・ワールド」は関西だとテアトル梅田で1月12日から上映されるよ!


さて、今年もでかいツリーとドイツクリスマスマーケットの出店で湧くスカイビル近辺ですが、世間様のクリスマスムードとは正反対のイベント「未体験ゾーンの映画たち2013」のチラシがひっそりと配布されていることを君は知っているか!(別に知らなくてもいいです)
という事で、関西でも徐々に詳細が固まってきている「未体験ゾーンの映画たち2013」。初めて未体験ゾーンに参加する未体験ゾーンビギナーの方にも安心して映画を楽しめるよう(まあ内容が楽しめるかは置いておいて)、今回は映画の紹介の前に「未体験ゾーンの映画たち2013」の概要を紹介しましょう!


1. いつやるの?

1回目が1/12(土)〜2/8(金)までの4週間、
2回目が3/9(土)〜3/29(金)までの3週間です。

全20作品をこの7週間で上映すると考えると1週当たりの上映作品が3作品となり、これは結構ハードスケジュールになりそうですね。あと、後半の上映期間はレイトショー限定とのこと。みんな、今からしっかり予定を空けておこうぜ!
どの作品がどの順番で上映されるかは今後シネリーブル梅田の公式HPや、公式Twitterで発表されるそうなので、気になる君は要チェックだ!
なお1/12からの第一弾公開作品は「噂のギャンブラー」「陰謀のスプレマシー「バーニング・クロス」の3作品のようです(チラシ情報)。


2. 鑑賞料金はいくらなの?

鑑賞料金は今回も1,200円均一です!
しかもリピーター割引として「未体験ゾーンの映画たち〜2013」上映作の半券提示で1,000円になります。

今回も鑑賞料金は1,200円と非常にお財布に優しいのが良いですね。また、今回もリピーター割引があるということで、みんなどんどん見ればいいんじゃないかな!また、毎月1日と15日、あと毎週水曜日のサービスデーは1,000円になりますし、チラシには書いてないけど会員割引とかもやってくれるのではないのでしょうか。
でも、リピーター割引あるからといって、未体験ゾーンの映画たち2012の半券を持っていっても、多分スタッフさんに白い目をされるだけです。
「えー、去年金を払ってタイヤ映画を見たのに、半券使えないのかよ!」というそこの貴方。その怒りは心のそこからよ〜〜〜〜〜〜〜〜く分かりますが、2012年の怒りは2012年で終わりにしておいて、2013年は新たな気持ちで未体験ゾーンの映画たちを迎えてみては如何でしょうか!


という訳で、ここからはいつも通りのまったく参考にならない作品紹介になります。今回からは前回まで以上にマイナー臭がそこはかとなく漂ってくる、未体験にしといた方がいい作品が多いかも…。



12. グレイブ・エンカウンターズ2 原題「Grave Encounters 2」
imdb → Grave Encounters 2 (2012) - IMDb

これはまんま「グレイブ・エンカウンターズ」の続編ですね。とは言っても私はその「グレイブ・エンカウンターズ」を未見な訳ですが...。
で、その「グレイブ・エンカウンターズ」で超常現象が起きると噂される廃墟となった病院。今回もこの病院を舞台として、学生たちがこの病院の真実に迫ろうという内容との事です。ジャンル的には「パラノーマルアクティビティ」的なPOVをベースにしたホラーらしいですが、続編モノなのでやっぱり前作見たといた方がいいんじゃないでしょうか。
さて、imdbの評価は1作目は6.1となかなかなのに対して、2作目はちょっと落ちて5.1。まあ、ホラー映画の2作目がちょっとパワーダウンしちゃうのはある種のお約束だからね…。


13. バーニング・ブライト 原題「BURNIG BRIGHT」
imdb → Burning Bright (2010) - IMDb

玄関開けたら2分でタイガー!と勝手にキャッチコピー(しかもパクリ)を考えた訳ですが、ホントは朝起きたら家の中に飢えたトラが徘徊してたらしいです。ガオー!
そんな文字通りの飢えた獣から弟を守るために、お姉ちゃんが奮闘するお話らしいです。そんなトラの徘徊する家から逃げればいいじゃんということになる訳ですが、残念無念ハリケーン襲来に備えて家を密室にしてたんですよねー。密室×トラのコンビネーション、そして主人公のお姉ちゃんがタンクトップ姿ってところも、こういうジャンルのお約束を分かってる感じでいいですね。
imdbの評価は5.7とちょっと微妙かもですが、トラ映画好き、タンクトップ映画好きの方が居れば是非鑑賞して欲しい一品でございます。


14. ストレージ24 原題「Storage 24 」
imdb → Storage 24 (2012) - IMDb

さて、上のバーニング・ブライトに続いてこのストレージ24も密室サバイバルアクションでございます。もちろんシチュエーションは、家の中と倉庫の中、襲ってくるのはトラと何者か(多分人)と対比して見るのも一興かなと思います。予告編で主人公がダクトの中を這ってるシーンが両作ともに合ったりして、共通点多し!
ところで、個人的に気になってるのがあらすじに記載されてる、
”ロンドン市街にて軍用貨物機が墜落して大破。輸送中の極秘兵器がぶちまけられた事によって、待ちは未曾有の混乱状態に陥る”
という一文。コレは間違いなくゾンビ的な物を作り出す化学兵器で、町はゾンビが溢れて大混乱になってるんじゃないでしょうか。ロンドンといえばゾンビ。うん、これは大いにありうるぞ。(無いです。)
と訳のわからん妄想はこの辺にしておいて、imdbの評価は4.2と相当な地雷臭…。やっぱりダクトを這うのはおっさんじゃなくてタンクトップのお姉ちゃんにしなかったのが、この映画の最大の失敗ポイントだったのかもしれません!(って失敗って決まった訳じゃないよ)


15. ロンドン・ヒート 原題「The Sweeney」
imdb → The Sweeney (2012) - IMDb

ストレージ24に続いてこのロンドン・ヒートもタイトル通り舞台はロンドンという事で、ロンドンつながりでござる。ロンドン警察の特別犯罪捜査チーム通称”The Sweeney”(原題の由来ですな)が、ロンドンの街を舞台に犯罪捜査という名の下に暴れまくるアクション映画でございますよ。そのThe Sweeneyを指揮するリーダーがレイ・ウィンストン。相当渋いおっさんを使ってきたなという印象ですが、予告編を見る限り結構アクションシーンでも動けてるようで、おっさん映画好きにもたまらない作品かもしれません。
imdbの評価は6.0となかなかの評価。ポリスアクション好きはおさえてみてもいい作品かも。


16. コリドー 原題「The Corridor」
imdb → The Corridor (2010) - IMDb

未体験ゾーンの映画といえばホラー/SFだろ!という訳で、今回最後に紹介するこの「コリドー」はカナダ発のSFシチュエーションスリラーであります。
雪深い森の山荘に集まった5人の若者が、ヒカリの道(コリドー)を見つけ特殊能力を手に入れてしまうのだが…。と、中学生ぐらいの妄想を具現化した未体験ゾーンにふさわしいこの映画。あらすじを聞いただけでも、「こういうのが未体験ゾーンの映画だよな…」と思っている諸兄も多いはず!
そんな、私の未体験ゾーン連呼から勘の良い方は察していると思いますが、この作品のimdbでの評価は4.7と、かなりの未体験オーラを発していますね。鑑賞される方は、ちょっと気合を入れて鑑賞する心積もりが必要かもです!



何だかんだで16作品も紹介してきて、そろそろ終わりが見えてきました。遂に次回でこのシリーズも最終回かも!