俺と「フランシス・ハ」

こないだシネマート心斎橋で見た「フランシス・ハ」が非常に印象的でアレコレ考えちゃう映画だったので、忘れないように感想をちょこっと書いてみますよ。 他人の不幸は蜜の味じゃないけども、なんか頑張ってるけど空回りしてる人が滑稽に見えるときがある。…

俺と「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」

気づけば前回の更新から3ヶ月以上も経過してしまいましたね。その間にも色々映画を見ましたが、「このままぼんやり映画を見るのはダメだ!」(いや別にダメじゃないけどね)と一念発起して、リハビリがてらこないだ見た「アバウト・タイム〜愛おしい時間につ…

俺と「私の男」

モスクワ国際映画祭で最優秀作品賞に輝いた「私の男」を見てきました。熊切和嘉監督の「海炭市叙景」と同じく北海道を舞台にした作品ですが、数年間と北海道に住んでた私にとっては「海炭市叙景」と同じく、北の大地の空気感―ピンと張り詰めた冷たい空気が見…

俺と「2014年上半期の映画」

毎年毎年「今年も結局映画ばっかし見てました…」と書いてる前置きですが、相変わらず今年も映画ばっかり見てるので、今年の上半期に見た映画の中で特にグッと来た映画たちと、あと上半期に映画を見ながらちょっと思った事をダラダラと書いていきましょう! …

俺と「僕たちの家族」

石井裕也監督の「ぼくたちの家族」を見てきました。石井裕也監督の前作「舟を編む」も素晴しかったですが、その前作以上に自分にとっては特別なテーマを扱ってると感じた映画でした。この作品で扱ってるテーマが今の私にとって凄く特別なものに感じたのは、…

俺と「俺の生どら焼き」

はい、という訳で先日勢いで購入してしまった「俺の生どら焼き」を早速頂いてみましょう!と勢いに身を任せようとしてみたものの、ドラ焼きなんてお手軽そうな感じがしますが、コイツ「526kcal」もありますからね!「俺のチョコシフォン」よりもカロリー高い…

俺と「俺のチョコシフォン」

先日、栃木方面から「ファミマで”俺のシリーズ”なるデザートが出てるらしいですよ。なんか「俺と「俺の丼プリン」とか言う記事が読みたいなー」というテレパシーを受信したので、「いや、丼プリンはちょっと…、せめてチョコシフォンなら…」という流れになり…

俺と「おとなの恋には嘘がある」

「おとなの恋には嘘がある」を見てきましたよ。邦題だけ見るとちょっと敬遠しちゃうかもしれない作品ですが、FOXサーチライトの作品と聞いて俄然見る気が!あと、当日料金が一律1,000円の特別料金という事で早速見てきました。 予告編から受ける感じだと大人…

俺と「アメイジング・スパイダーマン2」

「アメイジング・スパイダーマン2」見てきましたよ。諸事情(主に交通渋滞とか)により冒頭数分間を見逃してしまったのですが、そしたらちょうどピーターも大事な卒業式に遅刻しそうになってたので、「ピーターも遅刻してるからセーフ(実際にはアウトである…

俺と「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」

アレクサンダー・ペイン監督作の「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」を見てきましたよ。それも結構前に…。 監督の前作「ファミリー・ツリー」のように見終わった後にストレートにほっこりした気持ちになるような作品とはちょっと違う感じでしたが―もちろん…

俺と「文旦」と「春香」

イキナリですが独断と偏見、高知県民の俺が選ぶ美味いと思う柑橘類ベスト3の発表です! 第三位 皆が大好き!柑橘類のピープルズチャンプ「ミカン」 第二位 デカイのに美味い!ただし、むくのがちょっとメンドクサイ柑橘類のヘビー級王者「文旦」 第一位 柑橘…

俺と「LEGO(R) ムービー」

「LEGO(R) ムービー」を2D吹替版で見てきました。正直、あんまりレゴで遊んだ事もなければ、監督が「21ジャンプストリート」の人だっていうのも知ったのが公開直前だったりして、周りの評判が良くなければ多分見に行ってなかった映画でした。でも、実際に見…

俺と「ダラス・バイヤーズクラブ」

今年に入ってまだ2ヶ月も経ってないのに、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」、「MUD -マッド」と出演作が立て続けに公開されてるマシュー・マコノヒー主演作「ダラス・バイヤーズクラブ」を見てきました。俳優さんの顔とか名前とかあんまり覚えないくせ…

俺と「未体験ゾーンの映画たち〜2014」

何だかんだで、今年もシネ・リーブル梅田で「未体験ゾーンの映画たち」(以下未体験)が開催されてしまう運びとなりました。 去年は一昨年の失敗を生かし「今年は見に行く作品を厳選しよう…」との決意のもと、わざわざIMDBでそれぞれの作品の評価まで調べた…

俺と「2014年の元日」

新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。(ぺこり) さて、去年も一昨年も新年一発目は映画とは関係ない、私が正月をグダグダと過ごしている様子を載せてきたわけですが、「誰に需要があるんだ…(そもそもこのブログのドコに需要…

俺と「2013年の映画パンフレット」

はい、大晦日の日に大量の映画のパンフレットを実家のコタツにぶちまけては、親から怪訝な表情をされてる私ですが、今年も映画パンフレット愛好家達の期待を一身に受け(ているのかもしれない)、良かったパンフレット、微妙だったパンフレットを発表してい…

俺と2013年の映画

上半期と下半期のベストテンも発表したし、今年は映画のことなんて考えずにゆっくりした年末を過ごすか…。なんて事を思ってましたが、実家に帰るとやることもないし、結局映画に関する記事を書き始める始末…。今も親が訝しい視線で見てくるのを背中に感じな…

俺と2013年下半期の映画

さて、2013年も残り10日を切って、なにやら世間様は今年一年をふりかえる的なムードですね。まあ、私なんぞも自作の鑑賞作品リストを眺めながら、そろそろ今年のベストテンでも作らないとね…。なんて考えたりしちゃう訳ですが…。 「ちょっと待った!お前、何…

俺ととあるスピーチ

ちょっと前にあるスピーチをする機会があったのですが、その時に喋る用に色々考えたのに、考えた事の3割以下しか発言できなった自分への戒めに、当時の原稿を記しておこうと思います…。 Aさん、Bさんご結婚おめでとうございます。 お二人から、「パーティで…

俺と「SF映画ベストテン」

去年も参加させてもったid:washburn1975さんのSF映画ベストテンに、今年も参加させてもらいます。 さて、今年もぶつくさ言わずに、まずは私が好きなSF作品たちをスパッと発表しましょう! バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年 監督:ロバート・ゼメキス …

俺と「サラリーマンのための関西映画ガイド〜男性向けの割引について」

サラリーマンよ、平日に映画を見ているか! 映画が好きなサラリーマンの方々、映画はそんなに好きじゃないけどサラリーマンの方々、サラリーマンじゃないけど映画が好きだったりする皆様こんにちわ。最近はサラリーマンなのに会社に行く日よりも映画館に居る…

俺と「サイド・エフェクト」

「サイド・エフェクト」を見て来ました。普段映画見てるときは、出てる登場人物の誰かに感情移入したり、逆に起きてる出来事を第三者的な視点(もしくは神の視点)で見たりと様々な見方で見てるわけですが、結構見てるときの視点ってあんまり変わらない気が…

俺と「ろまんちっく村と奥日光と日光」

色々あった宇都宮映画オフ会から一夜明けた翌日、栃木の盟友(と私が勝手に思ってる)いとっとさんの案内で栃木の観光名所だったり、観光名所じゃなかったりする場所を色々案内してもらいました。気付けば一ヶ月以上経過してる訳ですが、いとっとさんに感謝…

俺と「タイピスト!」

「タイピスト!」見てきました。ポップでキュートな予告編の印象とは一変して(モチロン、ポップでキュートな面もいっぱいある)、映画自体はスポ根モノと言っていいような熱い作品でした。「お前が打ち込んでいいのはタイプライターのキーだけだ!」と言わ…

俺と「ワールド・ウォーZ」

ゾンビが出てくるけどCMではゾンビが出てこないと評判の「ワールド・ウォーZ」ですが、ゾンビと聞けば取り敢えず足を向けてしまう私はもちろん見てきました。一昨年見た「コンテイジョン」はゾンビは出てこないけどゾンビ映画の要素を強く感じた作品ですが、…

俺と「風立ちぬ」

「風立ちぬ」をちょっと前に見てきました。ジブリの作品を映画館で見たのは「千と千尋の神隠し」以来という私ですが、見終わった直後の感想は一言で言うと「なんか怖い作品」でした。 普段はホラー映画が上映されると聞けば、スキップしながら劇場に馳せ参じ…

俺と「宇都宮映画お茶会」

「今年の上半期、俺映画見すぎじゃね?」と自分自身にあきれていた七月某日、またしても上司より「今度の木曜日と金曜日に東日本へ出張してね」との一言が。東日本に週末出張→帰りは宇都宮方面を通る→宇都宮に行かねば!と発想が宇都宮中心で回ってる私は、…

俺と2013年上半期の映画

気付けば2013年ももう折り返し地点に来た今日この頃ですが、未だに日付を書くときに2012年って書いちゃう時がある私です。 今年の初めに「映画ばっかり見ない」なんて決意をしてた気がしないでもないですが、去年と変わらず映画ばっかり見てる半年でしたね。…

俺と「嘆きのピエタ」

嘆きのピエタ見てきましたよ。韓国映画って人間のドロドロした生の感情をこっちに思いっきりブン投げて来て、そのまま走り去っていくような映画がたまにあると思うんですが、この「嘆きのピエタ」はまさにそれでしたな。中盤まではそれほどでもなかったんで…

俺と「リアル〜完全なる首長竜の日」

黒沢清監督の「リアル〜完全なる首長竜の日〜」をちょっと前に見てきました。個人的には映画がストレートに面白かった(ガッツポーズ!)という作品ではないですが、映画が提示してくれた世界観を自分なりにアレコレこねくり回して考えたりする映画でした(…